ビジネス用語で気になる3つのアルファベット3文字
21日間ブログ更新チャレンジ10日目。
最近、仕事で目にしたり、耳にした謎のアルファベット3文字。わからないままにしておくのは、モヤモヤするんで調べてみました。
1.OGP
<正式名>Open Graph Protocol
<意味>
FacebookやTwitter、Google+、mixiなどのSNSでシェアされた際に、そのページのタイトル・URL・概要・アイキャッチ画像(サムネイル)を意図した通りに、正しく表示させる仕組み。
feretさんの記事から引用
2.MVP
<正式名>Minimum Viable Product
<意味>
【訳】実用最小限の製品
最小限の機能を搭載した製品を小規模なグループにテストし、フィードバックをもらうことで、素早くフィードバックループを回転させ、製品がユーザーの需要に応えているかについての仮設を検証するために利用する。
最小限の機能=仮説を検証するのに過不足ない機能
Reproさんの記事から引用
3.OJT
<正式名>On the Job Training
<意味>
職場で実務をさせることで行う従業員の職業教育のこと。企業内で行われるトレーニング手法、企業内教育手法の一種である。
まとめ
3つとも意味を聞くと、何だそんなことって感じでした。まだまだ知らない言葉はたくさんあるので、出てきたら調べて、納得してからブログにアップします。
導入して良かった3つのWEBサービス
21日間ブログ更新チャレンジ4日目。
昨日の記事で、自分の中の仕事のやり方をアウトプットしてみて気持ちが良かったので、今日もアウトプットします!
今日は会社に導入して良かったと思うWEBサービスを紹介します!
Slack
ベタベタですが、Slackです。社内では、話題になる前から導入してました。
何と言っても、チャット形式でチャンネルごとに分かれている!もうこれだけで十分です。アプリケーションの連携や、ポスト投稿、メンション機能など便利過ぎる。LINE垂れ流しもなくなり、最近の業務がスムーズになったのは、本当にslackのおかげです。
asana
slackと並んで会社の2大ヒーローです。タスク管理が劇的に楽になりました。誰が何をやっているのか、何をやらなければならないのか。これらを可視化して、社内で情報を共有できたことは大きな進歩でした。
そして、なんと言ってもslackと連携できる点は魅力です。関わっているプロジェクトの新しい作業、完了した作業、スケジュールの変更などがslackに流れてくるのは、社内の動きもある程度わかるので便利です。
Prott
アプリのプロトタイプ作成サービスはいろんなものを試しましたが、辿りついたのはProttでした。
UIのわかりやすさ、使いやすさ、作りやすさはProttが一番良かったですね。最初はフリープランで使ってましたが、今はプロジェクトも増えてきたので、Proプランを使ってます。
まとめ
こういったWEBサービスをうまく活用することで、劇的に作業効率は変わります。新しいワークフローに慣れるまで時間が掛かります。なので、使用する際のルールや、レクチャーなどをしっかりとやっていく必要があります。
活用方法などはWEB上にたくさん上がっているので、導入するための判断材料になると思います。スタートは少人数で、そこから徐々に増やしていくのがベストだと思います。
アラフォーデザイナーの転職日記2--ポートフォリオ作り--
前回は、転職するという決意と初歩的な準備について書きました。今回は、ポートフォリオ作成です。
Web上にポートフォリオを作る
作品がデジタルデータしか無い!色々調べた結果、ポートフォリオをWeb上に作りたい!ということでこれを買いました!
Webポートフォリオ・デザインブック SNS時代のクリエイティブの見せ方・伝え方
- 作者: 小島幸代,草野恵子,北川貴清,久保靖資
- 出版社/メーカー: エムディエヌコーポレーション
- 発売日: 2018/02/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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紙でのポートフォリオは何となく学校で習ったけど、Web上でのポートフォリオはまったくわからなかったので、この本は本当に役立ちました。
作品集め
今の会社で制作した作品と、個人的な作品を準備。会社関係の作品は許可を取りながら、YouTubeにまとめました。
いざ、tumblerでポートフォリオ作成
とにかく、この本に身を任せる!ことにしたので、本の通り、tumblerで作ります。
ポートフォリオに適しているデザインテーマを紹介しているので、余計なことを考えずに形にすることができます。
思い通りのポートフォリオは果てしなく遠い
やはりテーマだけでは思い通りのデザインにはならない。HTML、CSSで編集しなければ、思い通りのポートフォリオは果てしなく遠いと感じました。
WEBでのポートフォリオはこれから増えていくと思うので、デザイナーもHTMLとCSSが使えると、就職・転職時の作品発表の幅が広がると思います。(ありきたりな感想)
ポートフォリオの完成
作品の詳細を入力したり、作品のカテゴリ分けをしたり、プロフィールページを作ったり、自分の仕事を振り返りながらポートフォリオが完成しました。
今、ブログ書きながら久しぶりに見たけど、ダメですねー。アイコンがデフォルトのままだし。少しずつチューンアップしていきます。
見やすい、わかりやすいのが前提ですけど、もう少し個性を出したい。tumbler感、丸出しなんで。
作って終わりじゃない、始まりなんだ
ポートフォリオが完成して満足しましたが、これで終わりではなく始まりです。転職活動は、もの凄いエネルギーを消費します。仕事・家族との時間が終わってから転職活動の時間が始まりますが、正直しんどいです。
長い目で、計画的にやっていこうと思います。時には勢いが必要になるときもあるので、エネルギーを確保しつつ、精力的に動きます!
初めてのアプリ開発で、ブレないために行った4つのこと
前回の記事では大まかに、アプリ開発で使用しているツールと一連のフローを紹介しました。
今回はアプリ開発を円滑に進めるために行ったことを4つ紹介します。これは作業の効率化などの目的もありますが、一番の目的は「ぶれない」ことです。
1.リニューアル内容確認(仕様やスケジュール)
まず、リニューアルの内容を隅々まで確認します。
- デザインの変更:見栄えや使いやすさがよくなるなら自由にやってもらってOK
- 機能の見直し:必要な機能であれば追加する。基本自由に。
- UIUXの改善:良くなるのであれば自由に!
オーダーは「見た目をよくして、使いやすくする」…この考え方を一番リニューアルしたい…
ここからビジネス的にもユーザー的にも納得のいく形を模索していきます。まずは情報共有が簡単にできるツールがないか探しました。「スプレッドシート」「Qiita」など試しましたが、社内にあまり馴染まずに結局、社内で日常的に使用している「サイボウズ」で管理することにしました。
サイボウズでの管理方法はこの記事を参考にしました。
サイボウズの掲示板機能でこんなことを管理するようにしました。
- 誰が何をいつやるか、そしていつ終わったのか
- 決定事項
- ステートメント
- 問題点/要望
これらをカテゴリに分け、更に「#001_ホーム画面レイアウト修正」というように先頭に管理NOをつけました。
2.ステートメントシート作成
リニューアル前はこういったものが無かったので、コンセプトがぶれたり、使うかどうかわからない機能が増えたりなどの問題が発生していました。ステートメントシートを作ることで作業効率化、ストレス減少、決定時間の短縮、全員が共通した認識で作業ができる。こういったメリットが非常に大きく、作らずに作業したらと思うと…今は考えられないですね。
ステートメントシートの存在はfladdictさんのこの記事で知りました。
アプリ製作のための定義ステートメント共有シート | fladdict
アプリでやりたいことを明確にし、アプリの強みって何だろうと考え、やらないことを決める。なんだか意思表示というか決意表明みたいな感じだと思います。
3.カスタマージャーニーマップ作成
ユーザーはどういった行動からアプリをダウンロードして、どのようにアプリを使うのかを予測・検証するためのマップを作りました。エクセルで簡単なフォーマットを作り、そこにユーザーがするであろう行動を具体的に書いていきます。
カスタマージャーニーマップの詳しい説明が載っています。
Web戦略の策定にも役立つ「カスタマージャーニーマップ」 | コラム・研究会 - 株式会社マイクロウェーブ
4.付箋でワイヤーフレーム作成
まず、僕ともう一人のデザイナーでアイデアを出し合いました。そして、出たアイデアをステートメントシートとカスタマージャーニーマップで確認しながら、ある程度の形にまとめます。まとめたら付箋に書き込みホワイトボードに貼りました。全ページを貼り、デザイン・ページ推移・UIUX・機能などを確認します。こうやって全体のバランスを取りながら細部を詰めていきました。
【ポイント】
- 広いスペースを確保する
- 大き目の付箋だと書き込みやすい
- 付箋の枚数は多めに用意しておく
- あんまり丁寧に書かない
- スピード感が大切
【メリット】
- 付箋なので、追加/修正が簡単にできる
- アプリ全体を複数人で確認し、把握できる
- ページ遷移がわかりやすい
【デメリット】
- 付箋の数が増えるので、広いスペースが必要
- 数日はスペースを占領してしまう
まとめ
作るって本当に奥が深いなと改めて思います。これだけの下準備をして、情報の共有をしてもやっぱり「ブレ」ます。ブレた時に戻れる場所があるというのは、ホッとします。戻って客観的にブレた箇所を見直すことができます。そこで判断をすればいいと思います。
動画デザイナーだった僕が、アプリ開発に携わるようになってから実践した3つのこと
自己紹介
北の大地で、主にモーショングラフィックスなどの動画制作をしている動画デザイナーです。最近は医療系アプリの開発(企画・スケジュール管理・プロトタイプ制作)やWEBサービスの仕組みや企画なども何故か担当してます。1児の父です。
急にアプリ開発担当に任命される
医療系アプリをリニューアルするにあたり、担当ディレクターがいなかったので「やったことないけどやるかい?」と聞いてみたところ即任命されました。
という訳で、早速現状のアプリを確認。
テストで触ったことがあるので、何となく機能はわかっていたがリニューアルのことを考えると、どこから手を付けていいのかさっぱりわかりませんでした。
そこで自分の復習の意味も込めて、アプリ開発に携わるようになってから実践したことを3つ紹介したいと思います。
その前に…現行verのアプリを知り尽くす
情報が無いとリニューアルできないので、仕様・ターゲットユーザー・デザイン・OS・スケジュール・リニューアルの目的などを確認してアプリの情報を集めます。
【実践1】書籍やWEBからアプリ開発に関するあらゆる情報を集める
一番最初に始めたことはアプリに関する知識がほとんど無く、身近に詳しい人もいなかったので書籍やWEBで情報を集めることにしました。
WEBで調べようにも何を調べたらいいのかが、わからないレベルでした。そこで「こういう時は本だろう!」ってことで「アプリデザイン デザイナーおすすめ 書籍」で検索!
すると「最前線IT企業のデザイナーたちが参考にしてきたUI・UXの良書とは」という記事を見つけ熟読。ここにはUI・UXを学ぶ上でおすすめの書籍が紹介されていました。
その中で僕は2冊の本を選びました。
①誰のためのデザイン?
誰のためのデザイン? 増補・改訂版 ―認知科学者のデザイン原論
- 作者: D. A.ノーマン,岡本明,安村通晃,伊賀聡一郎,野島久雄
- 出版社/メーカー: 新曜社
- 発売日: 2015/04/23
- メディア: 単行本
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人間が使う全ての「物」に対するデザイン理論が書かれています。この本でアプリ開発に役立ったのは「人が触れる物に対するデザインの考え方」です。
②インターフェイスデザインの心理学
インタフェースデザインの心理学 ―ウェブやアプリに新たな視点をもたらす100の指針
- 作者: Susan Weinschenk,武舎広幸,武舎るみ,阿部和也
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2012/07/14
- メディア: 大型本
- 購入: 36人 クリック: 751回
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人間の行動原理を様々な視点から解説しています。今までは見やすいであろう、使いやすいであろうという考えでデザインしていましたが、この本と出会ってからは行動学を意識して作ることができていると思います。
アマゾンで買った上の2冊を読み漁り、デザインに対する考え方を「動画」から「アプリ」へとシフトさせていきました。
本を読みながら、少しずつWEBでも情報を集めました。
プロトタイプの種類や作り方、ワークフローへの落とし込み方をここで勉強した。
web戦略の策定にも役立つ「※カスタマージャーニーマップ」の作り方を学習。ユーザーがアプリを知り、ダウンロードして実際に使うまでの行動をマップで作成しました。※人の行動を旅に例えて図式化したもの
開発を進めていくとターゲット・デザイン・UIUXなどいろんなことが"ブレ"ていきます。そんな"ブレ"がでないように「ステートメント(コンセプト)を共有する」が大切だと書いてあります。このステートメントが後々、僕を助けてくれるとは思いませんでした。
【実践2】自分のスマホに入っているアプリを研究する
情報を集めているときに、自分が普段使っているアプリはどんなデザインでUIUXは何を意識しているのか?というのが気になり研究を始めました。
スマホに入っていたのは(OSはAndroid6.0です)
ここからテキストサイズ・レイアウト・枠のサイズ・ボタンサイズ・アイコンサイズ・色味・アニメーション・ページ構成・何故、意識せずに使えるのか?などを洗い出しました。
上記のアプリは「機能の簡潔さ」と「主張し過ぎない色使い」「わかりやすいボタン配置」「押しやすいサイズのアイコン」がポイントになっていると思いました。
わかりにくかった現行verのアプリを、こういった所に重点を置いてリニューアルを進めることにしました。
【実践3】プロトタイプを作る
色んな書籍やWEBなどから「とりあえず作るのが一番早い」ということでプロトタイプを作ることにしました。
プロトタイプ完成までの道のり
- ステートメントシートを作成
- カスタマージャーニーマップを作成
- harahara BLOG さんの記事を元に最初は付箋でワイヤーフレームを作成
- 作成したワイヤーフレームをPOPを使ってデバイスで確認
- 手順3と4を繰り返して、機能やUIUXの検証を行う
- ワイヤーフレームが完成したらProttでプロトタイプ作成
- プロトタイプ検証
- プロトタイプ修正
- 手順7と8を繰り返し、完成したプロトタイプでユーザーテスト
- ユーザーテストを元に修正
使用したツール
上記の工程を踏むことで実装しなくてもよい機能を省くことができます。使うかもしれないから、とりあえず付けておくか!を無くせます。
余分な作業を減らすというのもありますが、一番大きいのはプロトタイプを通して「情報をスタッフ間で共有をする」ということです。アプリを作り上げるには必要かつ重要な工程だなと思いました。
まとめ
まだ、アプリは開発途中ですが(実装作業中)自分が実践した3つのことを書いてみました。モーショングラフィックス担当とアプリのディレクターを兼任して5ヶ月が経ちました。まぁ、大変だけど面白いのでこれからも色んなことに挑戦して、このブログで紹介できたらなと思います。