TV番組のような動画の作り方vol.2 --構成--
前回は、軸となる"企画"について解析しました。
今回は、番組の内容と流れで"構成"について解析していきます。
構成って何?
こうせい【構成】
各部分を集めて、または各部分が集まって全体を組み立てること。その組み立て。
google翻訳より
僕なりに、ざっくり言えば動画の"順番"、"流れ"です。ユーザーがわかりやすくて、見やすい構成であれば自由に組んでいいと思います。
僕が考えた担当しているグルメ番組の構成
ここまでをロケ前に固めておきました。実際にロケに行って、ディレクションしてカメラを回してわかったことは、構成が確立していないとパニックになる!構成のおかげで何を撮ればいいのか悩まずに撮影できました。
構成はロケ前に固めておけ!
むしろ構成が決まっていないとロケはできない!
構成を考える場合のポイント
僕が意識したのは当たり前なんですが、しっかりと企画意図を反映し、構成の中に番組のテーマや目的を満たすことのできる内容を必ず入れる。ということです。
僕の構成で言うと
- 6.食レポ:ご当地のアイスやまんじゅうを食べ、地域の特性に触れます
- 7.商品選び:どんな物が選ばれるのか?またどんな物があるのかを伝える
- 8.商品紹介:商品の特徴や、地域との関連性に触れ、魅力を引き出す
がそれに当たります。
他の内容は、番組説明や場所の紹介、5、6、7につなぐための伏線や、番組を締めるなどの役割があります。
それぞれの役割
- 1.オープニング:本編の映像を少し使い、キャッチコピーとBGMを乗せることでユーザーの興味を引く。最後にタイトルロゴモーションIN。
- 2.番組説明:Youtubeで配信するので、どの動画を見ても番組内容がわかるようにしておく。
- 3.地図演出:おとずれた場所を地図上に表示するアニメーション。
- 4.オープニングトーク:地域の特徴や名産品などの話をして、メインコーナーに入っていく。
- 5.店内散策:お店の中を散策し、空間情報を伝える。
- 9.エンドトーク:番組の終わりだということをユーザーに伝える重要なパート。
より楽しく魅力的な構成を追い求める
僕もまだロケが1回、短い番組を7本作っただけです。回数を重ね、経験を積み、もっと面白いものを発信していきたいです。そのために必要なものが今回のテーマ"構成"です。
次回は、撮影機材についてを解析します!