アラフォーデザイナーの転職日記5--初めての実技試験--
時が経つのは、早いもんです。気が付けば7月ももう終わりですね。最近の転職活動は、求人を眺めるだけの日々。まぁ、正直、テンション下がってます。
という訳で、転職活動日記第5段は「初めての実技試験」です。
前回は、こんな感じです。
先輩に紹介してもらう
ある先輩と飲んでるときに「転職するなら、面白い会社があるから受けてみたら?」と言われ、更に「その会社に知り合いがいるから、こういう人間が受けるからよろしくって伝えておくわ」というアシスト付き。
運よく募集していたこともあり、事業内容などを調べた上で、応募しました。
最初の面談
自社サービスを運営している会社なのですが、まずは会ってお話ししませんか?という連絡があり、会社帰りに面談することになりました。面談が決まってから、ずっとスーツをどこで着替えるかに執着していたところ「私服でお越しください」という連絡がきて、コインロッカーの下調べとシミュレーションは生かされませんでした。
面談で話したのは、こんな内容でした。
- 会社概要
- 事業内容
- 売り上げ
- 将来のビジョン
- 社内制度
- 採用後の働き方と条件について
- 上記の話を聞いたうえで、受けるかどうかの最終確認
面談が終わった後、こんな会社で働きたいと素直に思いました。
書類審査突破
働きたい!と思いましたが、未経験の業種だったので、書類審査で落とされるのは覚悟してました。
が
予想に反して、書類審査突破!落ちるのを覚悟していただけに、喜びは格別でした。
実技試験
書類審査の合格通知と共に、実技試験に関する説明が記されてあった。
その内容は、架空サービスの企画書を作るという内容でした。何点かの決まり事があり、それを満たした上で、オリジナルの企画書を作る。締め切りは決められておらず、提出した日が締め切り。
企画書という難関
今の会社では、企画書を作っても「いいね」で終ってしまい、作っても意味がない!という雰囲気が蔓延しているので、企画書をまともに作ったことは無いです。
企画書の作り方を調べながら、企画の概要を固めることにしました。
会心の企画書完成
ターゲット、ニーズ、市場、機能、デザイン。様々な要素を一つにまとめた会心の企画書が完成!当初の予定より遅れたが、自分の中では納得できる企画書だったと思います。
衝撃の不合格通知
会心の企画書を提出してから、2~3日ぐらいで連絡がきました。不合格通知です。かなりのショック。会心の企画書が駄目でショックではなく、この会社で働くことができないということが、計り知れないダメージを僕に与えました。
第3者に企画書を読んでもらう
会心の企画書のどこが駄目だったのか?この会社を紹介してもらった先輩に、お願いして見てもらうことにしました。ちなみに先輩はWEB会社の企画・営業です。
先輩からの感想をまとめました。
- お洒落さがない
- ワクワク感がない
- 全体像がわからない
- 細部の詰めが甘い
ボロボロです。会心の出来だと思っていたのは「自分」だけでした。その後も何人かに見てもらい感想を聞いたところ、その場で説明しながら見せると「いいね」となるが、企画書単体で見たらどう?という聞き方をすると、硬い・説明不足などの感想が聞けました。
企画書制作のポイント
- 内容が良くても、パッと見たときのオォがないと引きが弱い
- インパクト、面白そうというワクワク感
- 読む人への細かな配慮
- それおもしろいね!と思わせる
まとめ
実技試験を突破することはできなかったが、本当に受けて良かったと思います。自分に有るもの、無いもの、足りないものが見えたし、チャレンジもできた。家族以外にも応援してくれる人がいることがわかった。
大きな大きな経験をさせてもらった失敗だと思います。