父さんはデザイナー

デザイン、モーショングラフィック、アプリ開発などを中心に自分がインプットしたものを吐き出していきます

デザイナーとクライアントと決裁権

21日間チャレンジと称してブログを更新してます。

2日目にして、ネタが無い…。時間を掛けて、完璧な物を出すより、ある程度の物を出して反応を見る。そんな感じでやろうと思っていたのですが、かなりしんどいですね。いつもはじっくり考えてから書くタイプなので、これだけ時間が短いと本当に書くことが無い。

閃いた!今回はデザインや動画などの制作物と決裁権について書きたいと思います!

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 最近思うのは、動画やデザインなどの制作物で担当者が複数いて、しかも決裁権が誰にも無いパターンの仕事は効率が悪いし、残業の元凶だし、誰も得しないということです。

担当者が複数いる

最初から、担当者が複数いようが、後から増えようが結局のところ、意見がまとまることは無いです。これは僕の意見なんで、そうじゃない場合もあるでしょう。しかーし、昔から、このパターンは意見がまとまらない。

そして、意見がまとまらないと修正が入ります。これの永遠ループ。制作前に契約書を交わしてないと地獄をみます。

この状態になると、何のために作っているのかが、誰にもわからなくなります。ユーザーのため、お客様のためと言いますが、結局は上司のため、自分のために作る。

何故、意見がまとまらないのか?

  • 担当者が多すぎる
  • 担当者同士のコミュニケーション不足
  • 年齢がバラバラ
  • 役職がバラバラ

初期段階のヒアリングの時点で、意見が合わないことが多い。

僕が考える最大の要因は「誰にも決裁権が無い」ということです。担当者同士で決めて、確認をしてもらうとアイデアがひっくり返ることがある。これは、担当者に決裁権がなく、かつ上司や社長がイメージした物と、明らかにかけ離れている時に起こる。

担当者レベルで決裁権があれば、もっとユーザーに寄り添った仕事ができるのにと思ったりします。上司や社長の顔色を伺いながらの仕事になるのは窮屈です。

どうしたらいいのか

プロジェクトをスムーズに進め、ユーザーファーストで、無意味な修正を無くし、仕事に熱中できるか。

自分なりに考えてみました。

  1. 契約書を交わす(修正は何回以上は有料などの項目を盛り込む)
  2. 事前ヒアリングを徹底する
  3. 担当者の窓口を作る
  4. 1つ1つの工程で、しっかり確認を取りながら次に進む
  5. ターゲット、コンセプト、スケジュールを常に確認する
  6. ぐうの音も出ない程の完璧な提案(理想)

まとめ

クライアントから依頼を受けて、仕事をするのは間違いないですが作ったものを使うのは、その先にいるユーザーであることが多いです。

それを忘れずに、デザイン力・構成力・提案力・交渉術のスキルを上げ、自分自身の能力を上げる。

しかし、そう簡単にいかないのが現実です。決裁権を持つ人の好みに合わせたり、何パターンも提案したりすることあるでしょう。

それが嫌になったら断る、または、作る工程をガチガチのテンプレートに固めてください。工程のテンプレート化は、会社でも進めようと思っています。

まあ、いろいろ書きましたが、正解はわかりません。ただ1つ、作るものに嘘があってはいけないというだけです。