動画制作におけるアイデアとコンテ
21日間チャレンジ3日目。
今回は、生業としている動画制作からアイデアとコンテについて書きます。自分の仕事の仕方を文章にするのは初めてですが、一度アウトプットしておくのは大切なことなんだろうと、なんとなく感じてます。
仕事の流れ
仕事のジャンルとしては、モーショングラフィックス、企業VP、医療用教材、既に撮影してある写真や動画を使って、かっこいいPVを作る。などです。
プロジェクトの概要を確認し、ヒアリングが終わってからアイデア出しに入る訳ですが、いつも考えることはこんな感じです。
- 構成
- テーマ
- トランジション
- モーション
- 演出
- 音楽
これらのことを裏紙を使ったメモ帳に、書き溜めていきます。書き溜めていくと、これだ!というものに出会うので(出会うまでが長い、大概は苦しい)、今度はそれをコンテに起こす。コンテが完成したら、素材の準備、編集、MAと進み納品します。
アイデア出しのための裏紙
僕がアイデア出しに使っているのは、100円ショップのクリップボードに使わなくなった紙をはさみ、その裏をノートとして活用しています。
画像はAmazonのものですが、100円ショップで売ってます。
ノートもあるのですが、アイデアをひたすら出していく作業は、
クリップボード+裏紙
が一番相性がいいですね。
とにかくひたすら書きます。イメージイラスト、モーション、トランジションなどを書き殴る。頭の中に飛び出してきたものを、捕まえて裏紙に書き起こす。
この作業を続けていると、これだ!というやつと出会う瞬間があります。そいつを逃さずに、更にブラッシュアップさせると1つのアイデアになり、このアイデアに納得できればコンテを起こします。
アイデアをコンテに起こす
アイデアと出会ったら、コンテを起こします。気を付けるのは、全体の流れとテンポ、伝えるべきことがしっかりと伝わるか。
アイデアをコンテにする段階で、違うなとか、面白みに欠けるなどがあれば、アイデア出しに戻り、再度出会うまで考え、書き殴ります。
コンテは動画の設計図なので、社内社外問わず、誰が見ても理解できるように作り、作業がスムーズに進むように心掛けています。
まとめ
こうやって自分の作業のワークフローを書き出してみると、アイデアといかにして早く出会えるかが、鍵になってるみたいです。
重要になるのが、アイデアの引き出し、情報のインプット、良質なアウトプットを行い形にする。これらを怠ると、アイデアとの出会い率が下がり、全体のスピードとクオリティが下がっていくと思います。
常に持続と進化が必要だということですね。