CC Mr.Mercuryを使用した炎の表現
ブログ更新チャレンジ13日目。
最近LINEスタンプのアニメーションを作ってます。その流れで、久しぶりにAEのエフェクト「CC Mr.Mercury」を使って炎を作りました。
完成形はこんな感じです。
1.コンポの設定と使用エフェクト
コンポ設定
- AfterEffectsCC2018 ver15.1.2
- コンポサイズ 370×270
- 20fps
- デュレーション 40フレーム
使用エフェクト
VC Color VibranceはVideo Copilot社の無償プラグインです。下記からダウンロードできます。
2.ベースになる炎を作る
平面レイヤーの名前を「base_small」に変更し、3つのエフェクトを適用します。平面レイヤーはコンポサイズで作成し、色の指定はありません。
各パラメータ
〇Mr.Mercury
Color VibranceのColorは「235,131,0」
調整すると、このようになります。
3.形状が違う炎を作り「base_small」に重ねる
2で作成した「base_small」レイヤーを複製し、名前を「base_large」に。エフェクトを調整し、レイヤモードをスクリーンにする。
〇調整するエフェクトパラメーター
Mr.Mercury
- Birth Rate 3.0
調整した炎
モードをスクリーンにして「base_small」と重ねた結果
4.炎のディティールを作る
「base_small」レイヤーを複製し、名前を「details」に。エフェクトを調整し、レイヤーモードを加算にする。
〇調整するエフェクトパラメーター
Mr.Mercury
- Velocity 0.6
- Blob Birth Size 0.10
- Blob Death Size 0.10
調整したディティール
モードを加算にして重ねた結果
5.火の粉を作る
「details」レイヤーを複製し、名前を「sparks」に。エフェクトを調整し、レイヤーモードを加算にして炎の完成。
〇調整するエフェクトパラメーター
Mr.Mercury
- Velocity 0.7
Color Vibrance
- Color 255,0,0
調整した火の粉
モードを加算にして重ねた結果
6.レイヤーのINを調整して完成
燃え方がMAX状態から始めたいので、レイヤーのINを-31ぐらいにします。これで完成!まだまだ応用が効きそうなMr.Mercury!最後にタイムライン貼っておきます。