父さんはデザイナー

デザイン、モーショングラフィック、アプリ開発などを中心に自分がインプットしたものを吐き出していきます

TV番組のような動画の作り方vol.3--機材--

皆さん、お久しぶりです。2回目のロケのリサーチだったり、ロケや編集したりと前回の更新から随分時間が経ってしまいました。

前回は"構成"について記事を書きました。

papawadesign.hatenablog.com

今回は、これが無いと撮影もできないし、編集もできない。ということで機材編をお送りしたいと思います。

動画作りに必要な機材

  1. カメラ
  2. マイク
  3. 三脚
  4. 照明
  5. PC
  6. 動画編集アプリケーション

ざっと、こんな感じかなと思います。まぁ、今の時代スマホ一台あれば動画を撮影することも可能だし、アプリで編集することもできます。

ですが、一応TV番組のような動画を作るという趣旨で進んでいるので、機材も一通り書き出してみました。

機材を選ぶときのポイント

僕が機材を選んだときのポイントは

  1. 使いやすさ
  2. 金額
  3. 機能

の3つに重点を置いて選びました。

では、実際に使っている機材を紹介していきます!

1.カメラ

三脚

カメラバッグ

ELECOM ZEROSHOCK ZSB-DV003BK 

 

マイク

不明
一眼レフで使用していたやつを流用
 

SDカード

2枚購入
 

カメラバッテリー

カメラ標準バッテリー×1
追加購入バッテリー VW-VBT380×1 

PC

OS:windows7 Professional 64bit
CPU:Intel Corei7-4790K 4.00GHz
メモリ:16.0GB
GPU:Intel HD Graphics 4600
SSD:256GB
HD:2TB
 

アプリケーション

Premiere Pro CC 2018
Illustrator CC 2018
Photoshop CC2018
 
こんな機材で作ってます。
撮影・編集をやっていく中で、感じたことは
企画と構成がしっかりしていて、演者も入ればYouTube上でのコンテンツとしてやっていける!
 です。
 
予算増やせるように頑張ります。
 

 

TV番組のような動画の作り方vol.2 --構成--

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前回は、軸となる"企画"について解析しました。

papawadesign.hatenablog.com

今回は、番組の内容と流れで"構成"について解析していきます。

構成って何?

こうせい【構成】

各部分を集めて、または各部分が集まって全体を組み立てること。その組み立て。

google翻訳より

僕なりに、ざっくり言えば動画の"順番""流れ"です。ユーザーがわかりやすくて、見やすい構成であれば自由に組んでいいと思います。

僕が考えた担当しているグルメ番組の構成

  1. オープニング
  2. 番組内容説明
  3. 地図演出
  4. オープニングトーク
  5. 店内散策
  6. 食レポ
  7. 商品選び
  8. 商品紹介
  9. エンドトーク

ここまでをロケ前に固めておきました。実際にロケに行って、ディレクションしてカメラを回してわかったことは、構成が確立していないとパニックになる!構成のおかげで何を撮ればいいのか悩まずに撮影できました。

構成はロケ前に固めておけ!

むしろ構成が決まっていないとロケはできない!

構成を考える場合のポイント

僕が意識したのは当たり前なんですが、しっかりと企画意図を反映し、構成の中に番組のテーマや目的を満たすことのできる内容を必ず入れる。ということです。

僕の構成で言うと

  • 6.食レポ:ご当地のアイスやまんじゅうを食べ、地域の特性に触れます
  • 7.商品選び:どんな物が選ばれるのか?またどんな物があるのかを伝える
  • 8.商品紹介:商品の特徴や、地域との関連性に触れ、魅力を引き出す

がそれに当たります。

他の内容は、番組説明や場所の紹介、5、6、7につなぐための伏線や、番組を締めるなどの役割があります。

それぞれの役割

  •  1.オープニング:本編の映像を少し使い、キャッチコピーとBGMを乗せることでユーザーの興味を引く。最後にタイトルロゴモーションIN。
  • 2.番組説明Youtubeで配信するので、どの動画を見ても番組内容がわかるようにしておく。
  • 3.地図演出:おとずれた場所を地図上に表示するアニメーション。
  • 4.オープニングトーク:地域の特徴や名産品などの話をして、メインコーナーに入っていく。
  • 5.店内散策:お店の中を散策し、空間情報を伝える。
  • 9.エンドトーク:番組の終わりだということをユーザーに伝える重要なパート。

より楽しく魅力的な構成を追い求める

僕もまだロケが1回、短い番組を7本作っただけです。回数を重ね、経験を積み、もっと面白いものを発信していきたいです。そのために必要なものが今回のテーマ"構成"です。

次回は、撮影機材についてを解析します!

 

TV番組のような動画の作り方vol.1

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TV番組のような構成で動画を作りたい!が作り方がわからない

僕は映像制作を仕事としている。だが、新しく受けた案件で初めてロケに行き、自分でカメラをまわし、ディレクションを行い、編集するということを初体験した。

しかし、いざ情報を得ようと思っても、この情報社会にも関わらずTV番組の作り方なんてものは、どこにも書いていない。

そこで、僕が今、仕事で制作しているYoutubeで配信予定のTVっぽい動画の制作過程を解説しながら番組制作とは何かを考えていきたいと思います。

制作過程の解説は全5~6回

内容は以下のようなものになります。

  1. 企画
  2. 動画の構成
  3. 撮影機材
  4. ロケの準備と当日
  5. 編集
  6. 公開

番組企画を考える

撮影とか編集とか色々ありますが、まずは企画です。

どんな仕事でも、ここがしっかりしていないとダメです。

企画自体は、クライアントからの持ち込みだったので、僕は以下の5つに重点を置いて企画を煮詰めました。

  1. 企画内容
  2. 構成
  3. ロケ場所
  4. 放送形態

1.企画内容

僕が今やっている企画内容は「北海道を巡って各地の名産品を見つけ、その名産品をクライアントのお店で商品として扱う」となります。

企画自体はクライアントからの持ち込みなので、僕はそれを膨らませました。

2.構成

企画が来た時は、構成はほぼ何も決まっていませんでした。

なので、クライアントもスタッフも企画内容は理解しているが、完成した形が描けずにいたので、おおまかなに文章で構成を作りました。

  1. 番組オープニング
  2. 番組内容説明
  3. 地図演出※本日のロケ地
  4. オープニングトーク
  5. 店内リポート
  6. 商品選び
  7. グルメコーナー
  8. 商品紹介※6で選んだ商品を紹介する
  9. エンディング

こういった形で構成を作り、ロケ地候補に挙がっていた場所でシミュレーションをして関係者全員のイメージを作り上げていきました。

3.ロケ場所

ロケ場所は名産品のリサーチを行い、アポを取り、移動の効率を考えて順番を決めます。アポが取れなかった場合は、現地で再度お願いするか、商品を購入して違う場所で撮影することにしています。

宿は今のところ、クライアント側で手配してもらっているので僕は何もしていません。助かります!

4.放送形態

Youtubeチャンネルを作り、アップする。尺は、スマホ、PCでの視聴がメインになるので2~4分程度。配信日は特に設けていないので、編集が終わったものから順次アップしています。

また、ロケの様子などをInstagramFacebookで発信しています。

まとめ

撮影・編集時のテーマのブレが無くなるので、企画と構成を煮詰めることは必須作業です。

ガチガチに固めても面白みが無くなってしまいますが、企画意図が見えないままロケに行ってしまい、その場のノリで撮影してしまうのが一番危険です。

※その時は楽しいですが、編集が大変になり、内容が中途半端になってしまいます。僕も絵が足りなかったり、こういうカット欲しかったーと編集で叫んでおります。

次回は「構成と撮影機材」について解析していきます。

 

 

父さんが選ぶ、気持ちいいモーショングラフィックス5選

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最近はほとんどWEBサービスの運営と、Google Analyticsの勉強とデータ解析の日々でした。なので今回は初めて、このブログで本業に関する記事を書きたいと思います。

というわけで、気持ちいいモーショングラフィックス5選を紹介します。

1.Wood Naturally - Wood Wise

木の温もりと、パーツの繊細なディティールが、ふんわりしながらもスピード感のあるアニメーションと絶妙にマッチして気持ちよい。

2.Finding Sofia - Title sequence

ポイント同士が線で繋がっていくときのワクワク感と、まったりした空間とレイアウト、そしてデザインが気持ちよい。

3.Bet4Talent

画面デザインとモーションがまさに今、この時代のモノって感じが好きです。たくさんのプリミティブとラインで構成されているが、マンネリを感じられないのはデザインとモーションのクオリティが高いからだと思う。

4.What is genetic modification?

モーションは最小限に留めている感じはするが、オブジェクトの塗りと線との相性がいいので非常にマッチしていて気持ちよい。

5.Brothers Cleaners

クリーニングデリバリーのモーショングラフィックスです。広告要素が強いモーショングラフィックスですが、画面デザイン・レイアウトがしっかりしているので、物語に引き込まれてしまい、あっという間に終わってしまう。完成度が高いが、広告としてのインパクトはどうなんだろう?と思う。

まとめ

モーショングラフィックスも年々、扱うジャンルとテーマでモーション・デザイン・レイアウトが変化していきます。ビジネスの中でも様々なカテゴリがある中で、その製品やサービスにあったモーションと演出を施していくことで、イメージを倍増してユーザーに届けることができるコンテンツだと思います。

 

妻が働こうと思っているが、働くための最大の壁は託児だということに気がついた

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我が子も1歳9ヶ月になり、いよいよ妻も働き始める準備を始めました。もともと働くのが好きな人なので、準備している妻を見ていると嬉しくなりました。
 
だが、しかーし!子供を産んだ後の女性が、再就職するのにたくさんの壁があるのを、まさに今、痛感しています。
 
この壁は妻だけでなく、夫である僕、息子、そして日本の壁になるでしょう。
 

1.子供を預けるための情報を集めるのが大変という壁

認可保育園は、役所に問い合わせると空き状況などを教えてくれるみたいです。ですが、認可が埋まっている場合に、認可外保育園や保育園以外の託児施設に関する情報は教えてもらえません。そうです!自分で探すしか、道は無い!これがまた大変なんです。
  1. 自分が住んでいる地域にどんな託児施設があるのか、数はどれぐらいなのかを把握する術が無いので地道に情報収集
  2. 空き状況や金額、概要なども記載されているところは少ない
  3. ホームページを持っているところが多くないので、営業時間内に電話するしかない
  4. 見学予約して、見学しに行くのが大変
ポータルサイトとか、役所で情報の一括管理、ホームページを義務付けるとかしないと情報収集の大変さはなくならない。やっぱり、家事と育児をやりながら、日中に電話して情報収集するのはしんどいと思います。ホームページのフォームから問い合わせとか見学予約ができたら楽なんですけどね。※予算・人材・機材が必要という問題が発生する
 

2.保育園に入所できない(待機児童ど真ん中)

情報収集をしている中で、気づきました。うちは待機児童だ。もの凄く離れた場所になら、まだ可能性があるかもしれませんが現実的ではないので、そこまでは考えてません。
 
自宅・職場・託児施設の距離のバランスって難しいなと思います。
 
現状は、保育ママというカテゴリの託児施設の待機順番が1番目なのでそこの返答待ちという状態です。しかし、ここは3歳になったら退所しなければならないので、また保育園を探すことになります。
 

3.託児所がある職場が少ない

病院関係(医療事務・看護師)には託児所がある場合が多いです(妻の前職は医療事務なので、そういう情報には詳しい)。しかし、人気なので空きが出ない状況です。大企業だと完備されている場合もあると思いますが、札幌にはなかなかそういった企業に出会うことはありません。託児施設を完備している企業が増えれば、妻も夫も働きやすくなると思います。
 

まとめ

まずはパートで始めて状況が整ったら、正社員になろうという計画に落ち着きそうです。いきなりパーフェクトを求めても決まらないし、いいことがあまり無いです。少しずつ前に進めたらいいなと思ってます。

初めてのGoogle Analyticsで苦労した5つのこと

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Google Analyticsデータ解析を始めて約2週間が経過。
まだ始まったばかりですが、最初につまづいたことをまとめてみました。 

ラッキング情報の設定

○トラッキングコードをサイト内に貼りつける
社内にプログラマがいるので「トラッキングコードをサイトに貼りつけておいて!」と伝えれば設置は出来たのですが、不意な質問はまったくわかりませんでした。「このコードってJavaScriptでまとめられます?」とか聞かれると、パニック状態です。

ビューの設定

○サイト内検索の設定
サイト内検索のデータ解析を行いたいと思っていたので、設定することにしました。がしかし、クエリパラメーターを指定すると急に言われても…。結局、プログラマに「サイト内検索の設定お願いします!」とお願いしました。うちのサイトは、クエリを設定するためにAnalytics用に改造が必要でしたが、そこもやってもらいなんとか設定できました。

Google Search Cosoleの設定

○プロパティの認識
「トラッキングコードが認識できません!」メッセージがでで、なかなかSearch Cosoleが認識できずにとまどっていました。(Analyticsでは正常にデータ解析できていました)そこで以下の方法を試すことにしました。
  1. DNSレコードをドメインの設定に追加 → わからない
  2. Google Analyticsアカウントにリンク → 認識できない
  3. HTMLファイルをサーバーにアップロード → これが一番わかりやすい!
  4. メタタグをサイトのホームページに追加 → わからない 
ということで、
HTMLファイルをサーバーにアップロードを試してみることにしました。
 
ファイルをダウンロードして、プログラマにアップロードしてもらいました。すると…あっという間に認識完了!
 
何故、Analyticsアカウントリンクではダメだったのかは、今でも不明のままです。 

フィルタの設定

IPアドレス
社内からのデータを収集しないように、フィルタを設定したのですが、なんと!IPアドレスに社内と社外の2種類あるという驚愕の事実をしり、落胆しました。社内IPアドレスで設定したので、セッション・PV数などはグングン上昇。「いやぁ、それなりに見てくれてる人はいるねぇ!」なんていう会話を社内でしていたところでした。
 
その後、IPアドレスグローバルIP(社外用)にしてフィルタを調整しました。
 
しかし、リアルタイム表示やアクセスしているページにも、管理者用のアドレスが表記されているではありませんか!
 
Google Analyticsオプトアウトアドオンをインストールして無事に解決しました。
 
プログラマに確認したところ「うちのIPは動的ではないので問題は無いと思います」とのことでした。プロバイダに確認したら正確なことがわかるみたいなので、今度電話してみようかなと思います。
 

目標の作り方

○どれに設定していいのかわからない
一応、目標は設定しているのですが、なんかしっくりきません。登録完了画面を到達ページにしてますが、これ以外にもPV数とかユーザーとかも設定したほうがいいのか、まだ判断ができない。

まとめ

Webの知識はある程度ないとダメですね。IPアドレスとかコードを仕込む場所とか。今は、書籍とアナリティクスアカデミーでインプット、実際の運用でアウトプットしながら経験を積むという流れでやってます。あとはAnalytics認定資格試験の合格も目指してます。もちろん、動画の仕事もやってますよ。

うちの会社がコンテンツマーケティングをしていくために行った役割分担

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Webサイトのリニューアルも終了し、これから本格的にコンテンツマーケティングをやることになり、それを見据えてスタッフの役割分担を整理しました。
 
まずはコンテンツマーケティングに必要な役割を知ることから始めました。

コンテンツマーケティングに必要な役割

1.CCO=チーフコンテンツオフィサー

コンテンツ及びクリエイティブに関する最高責任者ウィキペディアより
・KGI、KPIを設定し、コンテンツ戦略を考える
・コンテンツマーケティングにおける全ての要素を把握している

2.CD=コンテンツディレクター

・コンテンツのクオリティやイメージ(デザイン・文章・構成・統一性)を管理する

3.CM=コンテンツマネージャー

・コンテンツ制作の時間、金、スケジュールを管理する
・進行管理 

4.データアナリスト

・コンテンツのデータ解析を行い、改善点を提案する

5.クリエイター

・コンテンツディレクターのイメージを共有し、コンテンツを制作する
 
これらの役割を現在の業務内容と照らし合わせながら、担当者を決めていきました。
現在、会社にいるスタッフはこんな感じです。
 
1.営業(代表取締役
2.デザイナー
3.映像デザイナー=僕です!
6.事務

役割を分割・調整して作った体制

現在の業務も抱えながら、マーケティングとマネージメントを行うための体制です。 

1.CCO=営業

戦略と方向性を決めます。コンテンツマーケティングの全てを理解している訳ではないですが、営業マンなのでマーケティングのことをある程度理解しています。
最終決定権を持っている役職になります。

2.CP=映像デザイナー=僕です!

KGI・KPI・KSFを設定して戦略を考えます。CCOは営業戦略なのでCPはコンテンツからの戦略を練っていきます。データアナリストはいないので、CPが兼任します。その他にサービスの全体フロー管理や本業の映像コンテンツ制作も行います。(KGIとかGoogle Analyticsとか猛勉強中)

3.CD=Webデザイナー

ここは従来の役割とそんなに変わらないです。サイトのデザイン、クオリティ、統一性を管理します。 

4.CM=デザイナー

コンテンツ制作の進行管理をします。アルバイトの人達と密に接する役職になります。

5.SD(システムディレクター)=プログラマー

うちの会社オリジナルの役職です。
サイトのシステム制作、サーバー管理、セキュリティ管理を行います。 

6.事務局=事務

金管理、会員管理、問い合わせ対応、サイト内の文章作成、校正などを行います。
 

まとめ

今までなんとなく、ここまでは自分の仕事だろうという意識でやっていたのをはっきりと役割を分けることで、するべきことが明確になったと思います。
正直、やること覚えることが多くて大変ですが、少しずつ社内の雰囲気も変わってきたような感じがします。
新しいことにチャレンジするのは楽しいので、少しずつスピードを上げて前進できればと思います。